ファンタシースターシリーズのオフラインイベントにおいて販売されている、酒井P責任編集による運営製作の「公式」同人誌（非商業の自費出版物）。
PSPo2iファン感謝祭2011の「限定パンフレット」として出版されたのが始まりで、以降「感謝祭」およびそれに類する大型オフラインイベントごとに製作・販売されている。 イベントにて既刊在庫が販売されることがあるほか、イベントグッズとして通販でも扱われる。
タイトルの「P-SPEC」とは「Phantasy Star Players Enjoy Club」の略で、かつて発行されていたセガファンクラブ会報「SPEC（Sega Players Enjoy Club）」から採られている。
内容は、PSO2の運営や開発に関わる様々なスタッフが、最大2ページ（見開き）のフリースペースに自由に（主にPSO2に関するアレコレを）描いた、言わば寄せ書き的なもの。 デザイナーなどによる描き下ろしイラストが大半を占めるが、開発に関する秘話や設定資料集などには載せられていない裏話、嘘ニュースや妄想などもある。 中でもサウンドディレクター小林氏は、毎回楽譜（メロディーのみ）を載せるのが恒例となっている。
A4サイズ、フルカラー中綴じ32頁、2011年2月5日発刊、イベント頒布価格1000円。 「PSPo2i全国ファン感謝祭2011」にて頒布開始。表紙はナギサ（PSPo2i）とリコ(PSO)。 PSOの歴代パッケージイラスト、Living Universeの譜面などを収録。
A4サイズ、フルカラー中綴じ40頁、2013年3月30日発刊、イベント頒布価格1500円。 「PSシリーズ25周年記念コンサート シンパシー2013」にて頒布開始。表紙はフォニュエール。 ゼッシュレイダの3Dモデル製作過程、Our Fightingの譜面などを収録。
A4サイズ、フルカラー中綴じ40頁、2014年6月15日発刊、イベント頒布価格1500円。 「ファンタシースター感謝祭2014」にて頒布開始。表紙は六芒均衡の6名。 PSO2 2周年記念イラストのラフ画、la L'inno per il IDOLAの譜面などを収録。
A4サイズ、フルカラー中綴じ52頁、2015年11月23日、イベント頒布価格2000円。 「PSOシリーズ15周年記念コンサート シンパシー2015」にて頒布開始。表紙はリコ(PSO)とマトイ(EP3)。 一部ムービーのコンテ、PSOやPSUのグッズ写真、灰の光の譜面などを収録。
A4サイズ、フルカラー中綴じ48頁、2017年6月10日発刊、イベント頒布価格2000円。 「ファンタシースター感謝祭2017」にて頒布開始。表紙はダークファルスの5名。 EP4で追加された脇役NPCの設定、光の果ての譜面などを収録。
A4サイズ、フルカラー無線綴じ120頁（表紙別、カバー付）、2017年6月12日発刊、イベント販売価格2200円。 「ファンタシースター感謝祭2017」にて頒布開始。表紙はマトイ(EP4)。 タイトル通り、内容はVol.01、Vol.02、Vol.03の再録に加え、酒井Pと水野画伯のインタビューを収録。 酒井Pの前書きによると、在庫がなくなり入手困難となったVol.01～03の入手手段として、再録本の発行を企画したとのこと。
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