PSO2 ファンタシースターオンライン2 攻略 Wiki

フォトナーとは、かつてシオンに接触し、彼女によってフォトンの使い方や多くの知識を与えられた人間達のことである。
彼らは宇宙全体で繁栄を極めたが、やがて自分達が楽をするためにフォトンを使ってシオンを模した全知存在（アカシックレコード）を作り始めた。
しかし完成したそれはフォトナー達の負の感情を反映した【深遠なる闇】であり、宇宙を滅ぼす災厄となってしまった。
フォトナー達は何とか【深遠なる闇】を封印するも、引き換えにフォトンを使う能力を失った。
【深遠なる闇】を封印してもなおダークファルスやダーカーが残ってしまったため、
それらに対処するべく自分達の代わりにフォトンを扱える存在であるアークスを生み出した。

やがてルーサー以外のフォトナー達はダーカーとの戦いをアークスに任せ、肉体を捨ててシオンと一体化する道を選んだため、物語開始時点でフォトナーと呼べる存在はルーサーただ一人になっている。

フォトナーたちがフォトンを使う能力を喪失した理由はEP3外伝にてフォトナー・アウロラの口から語られた。
【深遠なる闇】はフォトンを使う存在を敵とみなし、どこまでも追いかけて消そうとする。
そのため一人のフォトナーにフォトンをすべて押し付け、【深遠なる闇】もろとも封印したとのこと。
しかし【深遠なる闇】封印後、残ったダークファルスに対抗する手段を失ったため、アウロラいわく「ボロッボロにされた」らしい。
設定資料集によればアウロラの発言はやや語弊があり、【深遠なる闇】は「フォトナーとフォトンこそが平和を乱す要因」と結論付け、それらを抹消しようとしていたに過ぎないという。

なお、【深遠なる闇】の他にも人工の全知存在は作られており、そのことがEP4の物語に深くかかわっている。

虚空機関の総長と名乗っているが、実質的にはオラクル船団全体を掌握している。
自身の優位は揺るがぬものと考えているらしく「大勢は決した」と語り、主人公やシオン、サラやマリアたちの行動については監視しつつも見逃している。

彼の所属する虚空機関は、表向きこそアークスのために様々な生命の進化を研究する組織とされているが、研究のためには手段を選ばない一面を持っている(ライト曰く、人道とは真逆にある組織)。
デューマンや造龍（クローム・ドラゴン）は虚空機関の研究により産み出された(前者はシオンの歴史改変によるものでルーサーも想定外であった)。
なお、EP2の冒頭でデューマンが生まれたことについてはシオンの歴史改変だと推測しているが、なぜかEP2以降に作ったキャラだとこの台詞は削除されている（EP1に作ったキャラなら見れる）。
研究成果の一端か、強くなることを持ちかけて手駒に引き入れたテオドールをデューマンに改造している。
他にもアークスシップ内や各惑星でテレポートを行うなど、フォトンアーツやテクニックとは異なる力の一端も見せる。

シオン曰く、今のルーサーは『人間ではない』が、人間であることをやめてもいないとのこと。

オラクル船団の管制を掌握しており、その気になれば重力を操るほか、オラクルの生命維持装置や動力炉を狂わせ皆殺しにすることも可能。
同様の手段かは不明だが手を振っただけで用済みになった研究員たちも絶命させている。
その権限をもってレギアスら六芒均衡も支配下に置いており、表立って反抗できないようにしていた。

【EP2】第5章再誕の日にてついにシオンの存在するマザーシップ中枢に侵入。シオンの導きにより後を追ってきた主人公に対して、レギアスを脅し絶対令（アビス）を行使させ抹殺を命じた。

ルーサーの究極の目的は、宇宙の観測者たるシオンと融合し、彼女の演算した「全知」を得ることであった。
この時のルーサーは半ば執念とも言える歪んだ愛をもってシオンを求めており、その異常な執着はEP2が終わってなおプレイヤーから変態と呼ばれるほどの衝撃を残した。
シオンを取り込むことに成功するが、最終的にはシオンの願いを託された主人公の手によって融合を阻止され、さらにシオンとシャオの計画によってオラクルの制御も失ってしまう。
勝者の座から一転、敗者に堕したルーサーは狂乱し、周囲のフォトンを吸収してダークファルス【敗者】としての本性を表す。
設定資料によれば、シオンを失った「絶望」によって【敗者】が表面化したためと記載されている。また【敗者】はルーサーをよりしろにこそしていたが、実際は「全知」を得るためにルーサーに利用されているに過ぎなかった。

10年前の彼が登場。この時点で既にダークファルス【敗者】、もしくはそれに準するものになっていた事が伺える。
アークスの支配を着々と進める中、シオンによって2代目クラリスクレイスの調査を妨害されており、彼女の情報を得るために二代目クラリスクレイスへの復讐に燃える【若人】と結託、アークスシップを【若人】に襲撃させダーカー襲撃事件を引き起こした。
この一件がメルランディアの姉メルフォンシーナの死やアフィンの姉ユクリータの行方不明などの悲劇の引き金となり、ゲッテムハルトやマトイなど多くの人物に影響を与える事となる。
また、一時的に白錫クラリッサの加護を受けた少女（サラ）に目をつけて誘拐した。設定資料集によればサラを拉致したのは二代目クラリスクレイスに匹敵する存在を創り上げるためと記載されている（クローンKKおよび三代目クラリスクレイスはその過程で生まれたもの）。

彼の行動の数々は上述のサラ、メルランディア、ユクリータへの間接的な影響をはじめ、多くの登場人物に影響を及ぼしている。

• ダーカーを憎むテオドールをデューマン化させた上で創世器・無杖ライノルトを与え、手駒として最終的にプレイヤーの前に立ち塞がらせた。
  テオドールがダーカーを憎悪する原因となったウルクの死は、ルーサーが有翼系ダーカーに彼女を襲撃させて引き起こしたもの。
• クーナに対して幼少の時から様々な実験を行い、始末屋かつ六芒均衡の零として仕立て上げた。
  造龍クローム・ドラゴンの研究については彼は深く関与していなかったが、負い目を感じて組織を脱退したアキの監視をライトに命じている。
  また、ハドレッドが暴走した際には管理者（研究員？）を通じて『裏切った』とクーナに吹き込んで始末を命じた。
• クラリスクレイスは彼が量産したサラのクローンの中から選抜したもの。10年前にクラリッサの加護を受けたサラを徹底的に解析し、テクニックなどの能力を移植したのが三代目クラリスクレイスである。
  被検体となったサラは過酷な実験の影響で髪の色素が抜け落ち、当時の記憶を失い、テクニックも一切使用できなくなってしまっている。
• ルーサーの肉体は初代カスラのもの。二代目カスラは「カスラタイプのクローン」にして、現在のルーサーの肉体が使用不能になった際に乗り移るために用意されていた入れ物。
  ある人物によるとカスラはルーサーにより「存在を奪われて、弄くられて、狂わされて、自由はなかった」という。
  初代カスラはひねくれた性格であったらしく、これが【巨躯】と同様にルーサーの性格に少なからず影響を与えている可能性がある。
• 40年前【巨躯】を封印した初代クラリスクレイスことアルマに目をつけ、自身の実験材料として利用した。
  病弱だった彼女は先が長くないことを悟り「アークス全員の保障」と引き換えに自らの身を差し出したが、レギアスはこのとき彼女を守れなかったことを後悔し続けている。

このように、六芒均衡のうち3人はルーサーが用意したアークスである。六芒は管制掌握という脅しだけでなく、内部からも形骸化させられていたことがわかる。
ちなみに「六芒均衡」を提案したのはレギアスであり、ルーサーに傀儡になる条件としてマリアと共に「偶数番」を結成した。クーナが「零」として六芒均衡に組み込まれたのはルーサーの謀略であり「均衡を崩すため」である。

惑星ウォパルは彼の実験場と化しており、生物同士の合成（海王種）やダーカーの因子の混成といった様々な生物実験を行っていた。カブラカンらウォパル原住民も彼の研究で生み出されたもの。
ウォパルでの研究は惑星シオンを模倣することも目的にあったが、こちらは上手く行かなかった模様。
ちなみにウォパルの時間進行が異常なのは【敗者】の影響である。

有翼系ダーカーはルーサーの眷属で、ストーリーで度々登場する有翼系ダーカーの大半は襲撃に見せかけた破壊工作の一環で呼び出されたもの。
設定資料集によれば、【敗者】はルーサーが持つシオンへの憧憬に引き寄せられ肉体を乗っ取ったが、実質的にはルーサーに利用されていたという。
また同書では、「220年に初代カスラの肉体を乗っ取った」と記載されており、容姿はフォトナー時代の自分に似せているという。
が、同書によれば初代カスラは190年代にはアークスとして台頭しており、198年には三英雄となっている。仮に台頭が始まった190年代に16歳だったとして、220年に乗っ取られたカスラは結構な年齢と言うことになる。

主人公とマトイが取り込まれたダークファルス【双子】の内的宇宙でまさかの再登場。
【EP2】最終章以来、実装時期にして実に1年3ヶ月ぶりに姿を見せた事になる。
　
※画像はクリックで拡大。

レギアスに倒されたのち【双子】に喰われて完全消滅したかと思われていたが、内的宇宙で【敗者】ではなく変異する前のルーサーとして生存していた*3。
シオンが消滅したことでかつて見せた全知への執着は消え、憑き物が落ちたように話しかけてくる。むしろこちらがルーサー本来の性格なのかもしれない。
どこからか調達した椅子に座って平然と読書していたり、内的宇宙に取り込まれてなお「面白い」と言ってのけたりと、余裕を持った言動も相変わらず。
敵対する理由もないため、比較的素直に道案内をしてくれる（案内を信じるか否か主人公に一任する辺りが何ともルーサーらしいが、一応全て適確なルートを教えてくれる）。
無事にふたりを出口まで案内し現世へ送り出すも、本人は【双子】の中に留まった。

設定資料によれば、この時点で【敗者】は【双子】に食われており、ルーサーは生き残り本来の自分を取り戻していたという。
またシオンが失われたことで全知への執着は無くなっていたが、【双子】の体内で孤独を味わい初めてシオンを「理解した」と同書に書かれている。
ちなみに【双子】作の【敗者】複製体に対しては、出来が悪すぎて怒るどころか悲しくなると語っている。

脱出の際に語った「出来損ないの最高傑作」とはアークスのことであり、格下だと思っていたアークスが
フォトナーである自分を超えて未知の世界へ旅立とうとする「主人公とアークス」に向けたものである（設定資料集より）。

シオンのコピーの製作には関わっておらず、また、当時理由を聞くことができる立場にいなかったことをほのめかす。

ダメージを受けて吹き飛ぶと相変わらず式にゴミが入る模様。

初代【若人】の依代であったフォトナー・アウロラがフォトン体として現世に復活。
シオンの存在を認識していたばかりか親しみを持って語る彼女だが、学術方面には興味が無くルーサーのことは知らない様子であった。

異次元の宇宙に存在する惑星・地球にて、フォトナーを憎む謎の人物・マザーが登場。
実は彼女はシオンを模した全知存在の失敗作であり*4、自分を捨てたフォトナーへ復讐をしようとしていた。
そのことはシオンの管理権限によるアークスシップ襲撃でアークスにも知られることになるのだが、生き残り（？）のアウロラは知らん振りをしている。
主人公はマザーに「フォトナーはもういない」と説明しているため、【深遠なる闇】に取り込まれたルーサーは完全に亡き者として扱われているようだ。

キャラクター総選挙2016男性キャラクター部門第1位の記念として配布されたミュージックディスクのボイスドラマにて、マトイの前に姿を現す。
「この場はパラレルワールド」であるとし、 自分の存在は「幻創として具現した」ものと説明。メタネタやセクハラなどの問題発言を行う。
解釈次第では幻創ルーサー（アークス*5の考えるルーサー像が具現化したもの）が現れたということになる。
【敗者】複製体に対して悲しみんでいたルーサー本人が、非常に気持ち悪い幻創ルーサーに対してどう思うかは定かでない。

ハリエットに「紹介したい人がいる」と告げられたプレイヤーはレジスタンス拠点に赴き、そこで相まみえる事になる。
救世主一行がその名を思わず漏らすほど、その見た目も声は、オラクルでは既に亡き者のはずの「ルーサー」そのものだった。

フルネームはルーサー＝ラース＝レイ＝クエント。クエント魔道国の第一王子で、ハリエットの実兄。クエント国における魔術研究の第一人者でもある。
あくまで本人ではなくそっくりさんではあるが、名前も見た目もねっとりとした話し方もフォトナーのルーサーと同じである。テーマソングもそっくりだが、ファンタジー風味にアレンジされている。
シエラの羽をつまんで「よければ研究されてみないかい」などと発言し、シエラからは「言うことやることそっくり」と言われてしまっている。
知識欲から来るなりふり構わぬマッドサイエンティストな気質、口だけの胡散臭さもオラクルのルーサーと同じだが、オメガのルーサーは今のところオラクルと同じ悪の側面は特に見られていない。
ルーサーが言うには、エフィメラの研究で犠牲を出してしまったものの、自分が狂わなかったのは妹ハリエットのおかげだという。
「便利な力」を与えるエフィメラのリスクを知り、国王に廃止を提言するなど、研究のために罪のない者を犠牲にし続けたフォトナーのルーサーとは違うようだ。
しかし、艦橋にいるマトイ、シエラ、アルマら3名にはうさんくささやひねくれた性格ついて、なんとも割り切りにくい反応をされている。

先述のように研究面に長けており、エフィメラを使った研究発展において精神を蝕む副作用の把握、そしてその研究の末に「魔神城」の召喚術を編み出し、異世界オメガの戦を一変させる原因になったと語る。
正確な時期は不明だが、他にも「魔神城」の件で研究に明け暮れ王位継承権を剥奪されていること、ハリエットによりエフィメラに関して制止されたこと、エフィメラについて尋ねるアリサにはエフィメラの危険性について資料とともに王に提言してエフィメラ禁止の政策が発令されるも、ルツ宰相に反発され前王が暗殺されてしまったことを語る。
「魔神城」研究の過程で犠牲者を出したことで王位継承権を剥奪されたが、本人曰く「研究する時間が出来た」と語るあたり、知識のためなら手段を選ばなかったオラクルのルーサーの性格の片鱗を見せた。しかし、全知のためオラクルの住民全てを抹殺しようとしたあちらと違い、犠牲者が出たことについては思うところがあるようだ。

「魔神城」召喚技術の漏洩により国境線上に「魔神城」が並ぶことで、互いに攻められず争わない一見平和な状況は出来たものの、エフィメラの副作用による緩やかな崩壊は始まってしまう。
しかし、プレイヤーが彼やハリエットでも成し得なかった、エフィメラ抜きのマナで行使する対抗召喚術「破界塔」を成功させ、それを技術解析により複数展開したことから彼もプレイヤーの事を救世主と呼ぶ。